【レイ・クロック】マクドナルドの成功の秘訣は不動産

海外の偉人

不動産は事業と密接に関わります。

時には事業内容そのものより、不動産の活用方法が成功を左右するのです。

本日はロバート・キヨサキの金持ち父さん、貧乏父さんに登場する、マクドナルド創業者のレイ・クロックのエピソードをご紹介したいと思います。

このエピソードから、事業戦略における不動産の重要性を感じて頂ければと思います。

ちなみにロバート・キヨサキの金持ち父さん、貧乏父さんを以前紹介しました。

私はこの本と運命的な出会いをして、不動産投資こそ自分の生きる道だと確信しました。

レイ・クロックのエピソード

アメリカのテキサス大学のMBAのクラスにレイ・クロックがスピーカーとして参加した時の話です。

公演自体は大変好評で、終了後に学生たちは、是非にとビールに誘ったところ、レイは快く付き合いました。

飲みながらレイは学生たちに聞きました。

私は何のビジネスをしていると思う?

みんなレイがふざけていると思い、問いには答えず笑っていました。

するとレイはもう一度、

私は何のビジネスをしてると思う?

と聞きました。

学生たちは再びジョークだと思って笑いましたが、1人が勇気を持って答えました。

レイがハンバーガービジネスをやってることを知らない人なんていないよ!

するとレイは

そう言うと思った。しかしわたしがやっているのは不動産ビジネスだ。

と答えました。

当初はマクドナルドはハンバーガーのフランチャイズビジネスで加盟店からフランチャイズ料をもらっていたが、レイは店舗の土地に身をつけていました。

フランチャイズがうまく行くかどうかの大部分は、立地が関係していると気付いていたのです。

レイはオーナーとフランチャイズを結ぶ際に土地を貸す事でフランチャイズ料と不動産収入を得る戦略に切り替えたのです。

これによりマクドナルドは大きな成功を納めました。

レイ・クロックってどんな人?

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レイは52歳までピアノ奏者、紙コップの営業と職を渡り歩き、マクドナルドと出会ったときはミルクシェイクミキサーの営業マンでした。

全然売れない中、突然カリフォルニアのマクドナルドから8台の注文が入り、どんな店かと飛んでいきました。

そこで見たものは、それまでのハンバーガーショップの概念を覆すレストランでした。

当時のアメリカのハンバーガーショップは注文から、ハンバーガー届くまでに1時間近く待つこともあるほど効率が悪い運営をしている店がほとんどでしたが、マクドナルドはハンバーガーがオーダーしてすぐにカウンターで受け取れる、現在のようなオペレーションがなされていました。

オペレーションのためにキッチン全体の設備や器具を特注で製作するなど、効率化が徹底されていました。

当時マクドナルドを運営していたのが、モーリス・マック・マクドナルドとリチャード・ディック・マクドナルドの兄弟でした。

レイはマクドナルド兄弟にフランチャイズ化を持ち掛け、全米で店舗を展開しました。

当時の契約は売り上げの1.9%をレイが取り、0.5%をマクドナルド兄弟に提供するというものでした。

この1.9%の収入では、なかなか採算が合わず、苦しんでいたレイを救ったのが土地をフランチャイズ加盟店にローンするスキームでした。

これにより拡大のスピードは劇的に加速していき、レイは成功者への道をのし上がったのです。

しかし、利益配分や店舗の運営方法で、徐々にレイとマクドナルド兄弟の関係は悪化していきました。

結果としてマクドナルド兄弟は「マクドナルド」の名前を使用できなくなり、廃業に追い込まれました。

レイ・クロックの人生を映画化した「ファウンダー」(創業者)では、詳しく成功の軌跡が描かれていると同時に、当時の裏話が生々しく描かれすぎており、マクドナルドは映画を公式には認めていません。

不動産の力

レイ・クロックの人間性がどうであったかは別として、現在のマクドナルドがあるのは不動産の力です。

①銀行からの融資でよい土地を購入し、フランチャイズ加盟店に貸し付ける。

②フランチャイズ加盟店から賃料とフランチャイズ料の両方を受け取る。

③立地がいいので、店舗の売り上げも上がる。

④店舗がにぎわうことで近隣の地価も上昇する。

⑤土地の評価が上がるため、銀行からの借り入れがしやすくなり拡大できる。

この好循環で急成長を遂げることが出来たのです。

どのビジネスにおいても、その事業にとって大事な「土地」を抑えることが、いかに大切かが分かります。

(これらはアメリカのマクドナルドの話で、日本マクドナルドとは運営方法が異なります。)

まとめ

レイがマクドナルドと出会ったのは52歳を過ぎてからでした。

レイ・クロックをアメリカの成功者とみる肯定的な意見と、欲しいものを手に入れるためには何でもするという否定的な意見がありますが、いずれも彼のハングリー精神を表していると思います。

・チャレンジするのに遅すぎることはない。

・事業ではまず土地を抑える。

レイのエピソードからこの2つを教訓としたいと思います。

実は、幼いころにアメリカで出会った、ニューヨークスタイルのピース売りのピザ屋のオーナーになることが、死ぬまでにしたいことの中に入っています。

日本でも最近になってこのスタイルのピザ屋が出てきましたが、私としては幼いころに描いたビジネスプランを実現させずに、人生は終われないと思っています。

不動産賃貸業などの副業での所得で生活費がカバーできるようになったら、まず「土地を抑えてから」チャレンジしたいと考えています。

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