実際に判断の参考になる英語の投資の格言13選+10

ビジネススキル

世界にはいろいろな格言があり、これらを勉強することで様々な判断に役立ちます。

投資でも仕事でも判断を迫られたときに、信念をもって決断できるよう先人たちの知恵を借りましょう。

判断に役立つ投資の世界での格言を10個ご紹介いたします。

A rising tide lifts all boats.-Sorensen

「上昇する波はすべてのボートを押し上げる。」という意味です。

上昇相場では何をしても、利益を出せるという意味ですね。

ケネディ大統領のスピーチライターであったテッド・ソレンセンの言葉です。

Bull markets are born on pessimism, grow on scepticism, mature on optimism and die on euphoria.-Sir John Templeton

「強気相場は、悲観の中に生まれ、懐疑の中に育ち、楽観の中で成熟し、幸福感の中で消えていく」という意味です。

  • 投資家が悲観的になっている時が強気相場の始まり。
  • 先行きに警戒感がある間は上昇する。
  • 先行きに楽観的になった頃には相場は既に天井に至っている。
  • 投資家が買い状態になっているときは、既に上昇相場は終わっている。

つまり、群集心理に惑わされず、冷静な目で相場を見て、判断をしなければならないということです。

アメリカの投資家、ジョン・テンプルトンの言葉です。

Be fearful when others are greedy and greedy when others are fearful.-Warren Buffett

「みんなが貪欲な時に恐怖心を抱き、みんなが恐怖心を抱いている時に貪欲であれ」という意味です。

下がっている時に買って、上がっている時に売れば金持ちになれるということを示しています。

ウォーレン・バフェットの言葉です。

It’s not how much money you make, but how much money you keep, how hard it works for you, and how many generations you keep it for. – Robert Kiyosaki

「重要なのはどれほど金を稼ぐかではない、どれだけ金を手元に残し、どれだけお金があなたのために働いてくれ、どれだけあなたの次の世代に残せるかだ」という意味です。

「金持ち父さん貧乏父さん」のロバート・キヨサキの言葉です。

Know what you own, and know why you own it. – Peter Lynch

「自分自身が持っているものが何か、そしてなぜ持っているのかを知りなさい」という意味です。

投資判断をする際に、自分が保有している資産の意義を再考する必要がある説いています。

アメリカの投資家、ピーター・リンチの言葉です。

Most people get interested in stocks when everyone else is. The time to get interested is when no one else is. You can’t buy what is popular and do well.-Warren Buffett

「多くの人はみんなが株式に興味を持つと自分も興味を持つ。でも本当はみんなが興味がない時に興味を持たないといけない。既に人気で上昇中の株を買って成功できない。」という意味です。

ウォーレン・バフェットの言葉です。

Never ask a barber if you need a haircut. – Warren Buffett

「散髪が必要かどうかは床屋に聞いちゃいけない」という意味です。つまり利益を得る人に決断を委ねてはいけないということです。

ウォーレン・バフェットの言葉です。

Risk comes from not knowing what you’re doing.-Warren Buffett

「リスクはあなたが何をやっているか理解していない時に起こる。」という意味です。

ウォーレン・バフェットの言葉です。

Rule#1:Never lose money. Rule#2:Never forget Rule#1 – Warren Buffett

「第1ルール、損しないこと。第2ルール、第1ルールを忘れるな。」という意味です。

損をしないことを投資の基本として常に第一に考えなくてはいけないということです。

ウォーレン・バフェットの言葉です。

Those who know don’t tell and those who tell don’t know – Michael Lewis

「知っている人は語らず、語る人は知らず」という意味です。

本当に物事を知っている人というのは、多くは語りません。逆に自分の知識をひけらかそうとする人は、素人の可能性が高いです。

アメリカの作家、金融ジャーナリスト、マイケル・ルイスの言葉です。

映画「マネー・ショート」、「マネー・ボール」の原作者でもあります。

The four most dangerous words in investing are: ‘this time it’s different.’- Sir John Templeton

「投資において最も危険な四文字は this time it’s different.’ (このときは特別)だ。」という意味です。この時だけは特別だからと信じ、歴史、経験則、自分のルールに反した投資をしてはいけないということを説いています。

アメリカの投資家ジョン・テンプルトンの言葉です。

You will never get anywhere if you do not your homework. – Jim Rogers

「下調べをしないならば、あなたは決して成功しないだろう」という意味です。

ジム・ロジャーズの言葉です。

You get recessions, you have stock market declines. If you don’t understand that’s going to happen, then you’re not ready, you won’t do well in the markets. – Peter Lynch

あなたは景気後退を経験するし、株式も下落するだろう。もしあなたがこれが起こるということを理解していなければ、あなたは準備が出来ていない。市場でうまく立ち回れないであろう」という意味です。

景気が後退し保有銘柄が下落することは、循環的な流れの一部でるため、これがわからないうちは投資を始めないほうがいいだろうということです。

ピーター・リンチの言葉です。

その他

以下は誰が言い始めたかわからないものの、よく言われる格言たちです。

◆Buy on the rumor, sell on the fact(news)

「うわさで買って、事実(ニュース)で売れ」という意味です。

◆Buy high, sell higher.

「高値で買って、さらに高いところで売れ」という意味です。

◆ Cut your losses short.

「損切は早めにしなさい」という意味です。

◆ Don’t catch a falling knife.

「落ちていくナイフは掴むな」という意味です。下落が続いているときに安いからと言って手を出すと痛い目を見るということです。

◆ Don’t put all your eggs in one basket.

「一つのカゴに全ての卵を盛るな」(リスクは分散すべき)という意味です。

◆ Nobody rings a bell at the market bottom.

「相場が底をついても、誰もベルを鳴らして教えてくれない」という意味です。

◆ Sell in May and go away.

「5月に売って投資は休もう」、という意味です。米国株式は例年6月から9月にかけて下落しがちなので、5月に売っておけ、という教えです。

◆ Trade in the direction of the trend.

「トレンドの方向に沿ってトレードしろ」という意味です。

◆ The trend is your friend.

「トレンドは友達」という意味です。

◆ The market is driven by fear and greed.

「市場は恐怖と欲望によって動く」という意味です。

まとめ

今回は特に投資以外にも役立ちそうな格言をご紹介しています。

さすがにバフェットは名言が多いです。

個人的に “Don’t catch a falling knife.”には何回も救われています。笑

会話の中でもさらっと引用出来たらかっこいいですよね?

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